ブラック企業を7年目で脱社畜した、ぱる子(@parukoaraaaa)です。
ブラック企業で働くあの人、なんで仕事辞めないの?
家族や友人の中に明らかに働きすぎの、社畜の人はいませんか?
周りの友人からすると、ブラック企業なんてなんで入ったの?
嫌ならさっさと辞めればいいじゃん!と言われそうなのですが
社畜という生き物は、
・なんでそんなに頑張ってるの?
・ブラック企業より良い会社なんて山ほどあるよ
・もっと条件いいとこに転職しなよ」
そんなありがたい周囲の助言を、華麗にスルーする傾向があります。
なぜか?
それは、お先真っ暗だと思いながらも、ブラック企業のことが嫌いではないからです。
なんなら、どんなに激務の中でも、心の底では会社のことが大好きなんです∑(゚Д゚)
ブラック企業を辞めない理由│①ベンチャー気質
新卒採用の世界では、大手企業に人気が集中していると思われがち。
ですが実際はそうでもなく、「自分が成長できる環境」を求めてベンチャー系企業を志す人も少なくありません。
男性だけではなく、女性も結構多いんです。私もそのタイプでした。
就活の時の条件は、こんな感じ。
・若手が活躍している
・女性も出世している
・1年目から仕事を任せてもらえる
パッとみ早く成長できそうな好条件ですが、
これに当てはまる企業は、こんな企業。
・若手が活躍している→先輩が次々辞めていく
・女性も出世している→女とか男とか言ってる場合ではない。
・1年目から仕事を任せてもらえる→人手不足!あれもやって!これも覚えて!
※諸説あります
なのでこの状態をブラック企業と捉えるか、成長できてる!と感じるかが社畜の分岐点となります。
ブラック企業を辞めない理由│②やりがいが人をマヒさせる
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新卒で入社し、通常のホワイト企業は入社後6月ぐらいまで研修。
友達同士で「仕事どうよ?」と話していても、「毎日勉強ばっかで本当きついよ〜、さっさと仕事覚えたい〜」なんて返ってくる。
そんな中一人だけ「研修終わってもう営業出てるよ!テレアポもガンガンやってる!」「えーマジ!?すごーい!」なんて羨望の眼差しで見られたりします。
そう、ブラック企業は常に人員不足。
教育に時間をかける余裕がないので「仕事は体で覚えろ!」とばかりに入社早々に仕事を任せてもらえます。離職率が高いので役職がつくのも早く、やりがいは十分。
ここでより一層のめり込んでしまい、ブラックの沼に自分からはまってしまうのです。
ブラック企業を辞めない理由│③社畜同士の絆が固い
ブラック企業には世間いっぱんではありえない、ブラック上司に出くわす場面多いです。
私の上司の場合
・常に機嫌が悪い
・毎日2時間誰かを説教
・
(う〜ん、ブラック!)
そんな上司の元で激務をともにする同僚とは、自然に鉄の絆が出来上がります。
部活で汗水たらした仲間。同じ釜の飯を食った仲間。
そんな苦楽をともにした「ドラクエのパーティ」的な仲間を差し置いて、自分だけ逃げるなんて。。。
勤続年数が長くなればなるほど、みんなも頑張ってるんだからもっと頑張ろうと思ってしまう。
真面目で優しい人ほど、ブラック企業の沼から抜け出せなくなる。
いや、抜け出したくなくなる。
こうしてまた一人、ブラック企業を辞めない社畜が誕生していくのです。。。
ブラック企業の活用術
ベンチャー=100%ブラック企業とは限りませんが、大手企業より規則が曖昧になっていることは確かです。
本気で仕事に取り組んでいると、到底8時間じゃ時間は足りません。
新規事業の立ち上げ、今の仕事のバージョンアップ、個人的な勉強・・・
刺激的でやりがいがある!自分の成長が見込める!と思う内は、上手く会社を利用すればいい。
ただし、体力と気力が残っているうちに、一度自分を振り返ってみてください。
できれば家庭を持つ前に。確実に奥様はワンオペ育児になりますから。
・どんなスキルを
・何年以内に得るのか
・この会社で何を成し遂げるのか
働く理由を明確にし、そのクエストが達成できた瞬間、ブラック企業を辞める決断をし、次のステージに移行しましょう。
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若いうちの苦労は無理をして買え。
若くなくなってきたら、その苦労は返却するべし。